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アグロオーガニックジャパンの営農 営農アドバイザーのブログ

ヒカリ有機は、平飼いのブロイラーの鶏糞を90%豚糞を10%混合して、醗酵させ乾燥したものを、再度鶏舎に入れて敷料とします。この時鶏舎の中は、驚くほど静かで、鶏糞の臭いは、ほとんどしません。鶏がお互い羽を広げることもできないくらいひしめき合っているのに。初めてこの光景を目にした時我が目を疑いました。それと同時にこのヒカリ有機と言う肥料の不思議な力に感心したことを、思い出します。この敷料としたヒカリ有機は、再び醗酵槽にもどされて数ヶ月をかけて再び醗酵乾燥を行います。不思議なことに、最初から鶏糞に必ず含まれる馬尿酸という鼻をつく異臭物質の臭いがしないのです。このヒカリ有機を使って作物を作ると、驚くような結果が出て来ることがあります。例えば、トマトですが、ヒカリ有機を水に溶かして根本に散布すると、花芽がたくさん付きそれがこと如く着果するため、一見果実が鈴なりになっているように見えます。特に果実を着ける作物に、顕著な結果が出るようです。これは黒豆も、稲も実が成るものですので良い結果が出ています。このヒカ
リ有機は、10a当たり15袋(300kg)を平均して投入します。
2011年10月22日


Posted by 営農アドバイザー 逸見和俊 at 21:16 │コメント( 0 )
プロフィール
営農アドバイザー 逸見和俊
営農アドバイザー 逸見和俊
十数年、堆肥販売に携わりながら、堆肥の研究を続けている「土づくりの専門家」。
「感覚」ではなく、原因と結果をふまえた「化学的根拠」を信条とし、有機農業を、わかりやすくアドバイスしていきます。
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